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SOULMINE Mega Mart

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THE SLEEPING AIDES & RAZORBLADES / Dub Narcotic Fanclub [TAPE+MP3]


《 型番 》 IHST1

《 価格 》 815円(税74円)

《 数量 》

SOLD OUT


※初回プレス150本限定盤

『もし、pains of being pure at heartのキップがliteratureに出会った様に、The Sleeping Aides & Razorbladesに出会う事があれば、間違いなくliteratureと同じか、それ以上の賞賛の声を彼等と彼女に与える事だろう』

今思い返せば2008年〜2009年はインディー史において大きな転機だった。
washed outが登場し、今迄に聴き覚えのない歪なドラッグリバーブの洗礼を世界中に与え、vampire weekendがそれまでのハイファイ至上主義なシーン主流であったサウンドメイクから決別し、極めてシンプルかつプリミティブな音とアイディアで、フィジカル音源が超売れないと大人達が嘆く傍で、50万枚のセールスを記録させた。
まるで超軟弱化させてアフロのカツラを被ったoperation ivyの様なA-PUNKを聞き、日本のPUNK界隈もカルチャーショックを覚えたのもこの時期だった。
そしてSmith Westerns、Titus Andronicus、Cloud Nothingsの登場もこの頃だ。

それ以前の、多様にジャンルが細分化された00年代をクロスオーバーさせて行く感覚。それはpains of being pure at heartの歌詞中にThe Exploding Heartsの曲名が登場する事に最も象徴されていたように思う。
Dragon Ashが2000年代初頭に予言した『いよいよ壁は無くなるぞ』が遂に現実に露わになった瞬間であった。

その激動の時代に極東の最北の地、北海道で当時中学生だった少年がギターを手に取り、結成したバンドが
The Sleeping Aides & Razorbladesだ。その彼等と彼女が鳴らした音は.まさに上記に記したpains of being pure at heartがExploding Heartsを愛聴していた事実を、そのまま具現化させた様な世界観であった。

そして彼と彼女等が世界的に見て極めて稀である存在の裏付けとして、ただ闇雲に現行の音に感化されただけではなく、今回収録のToo Senselessからも伺える様に、Senseless ThingsやMega City Fourなどの80年代後期のUKの疾走と哀愁、以前カバーしていたProtexなどに代表される70年代後期〜80年代初頭にかけての初期PUNK及びPOWER POPの荒々しさと煌きを同居させる事に成功している事だ。

そして以前から彼等を知る者にとっては待望の初音源化となった今作収録のlike a mother fuckerは、まさに70年代〜10年代迄のPUNKとインディーを一旋律上に全て凝縮した、バンド史上最もキラーな一曲である。

過去を全て踏まえて、それでも確かに2014年でしか鳴らされる事は不可能である今作。
今を哀愁を持って、それでも活きる全ての若者達必聴であり、2009年には間に合わなかったが、2014年の今迄、日本でもいよいよ壁が無くなる瞬間に立ち会う為、聴くのではなく持ってなくては成らない一枚。


01. Too senseless
02. weekend
03. L.A.M.F
04. LAST TIME







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